| 美しい可良の浦と万葉の碑
奈良時代、現在の上関と平生の境にある尾国(おくに)は、可良と呼ばれていました。
長い船旅の途中で風待ち、潮待ち、補給、給水のできる良い港でした。
万葉集にも天平8年(736年)遣新羅使の安倍継麻呂の一行が、旅の途中にこの「可良の浦」に舟泊まりしたことが四首の歌とともに記録されています。
万葉の時代と変わらぬ美しい夕陽。
そして秋から冬にかけてはイワシ網漁のようすを眺めることができます。
万葉の碑
昭和62年3月に地元有志の方々により建てられました。
碑には万葉集巻の十五「熊毛浦船泊夜作歌」四首のうちの一つ、
「沖邊より 潮満ち来らし 可良の浦に あさりする鶴 鳴きて騒きぬ(沖の方から潮が満ちてくるらしい、可良の浦で餌を求めている鶴が鳴いて騒いでいる。)」という歌が刻まれています。
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